Fusionist
← Media に戻る
企業解説

企業解説 2026/06/22

Proxima Fusion 徹底解説——欧州が誇る最適化ステラレータの旗手

Proxima Fusion(プロキシマ・フュージョン)は、ドイツ・マックス・プランクプラズマ物理研究所(IPP)からのスピンアウト。世界最高峰のステラレータ「W7-X」の知見を基に、商用ステラレータ炉を目指す欧州の代表的スタートアップだ。

技術——“計算で最適化した”ステラレータ

ステラレータは電流不要で定常運転に向くが、3次元コイルの設計・製造が難所だった。Proximaは、スーパーコンピュータによる磁場最適化と高温超電導(HTS)磁石を組み合わせ、高性能かつ現実的に作れる炉を狙う。W7-Xが実証した物理的成果が土台にある。

資金・戦略

欧州の核融合スタートアップとして大型の調達(1.9億ユーロ超)に成功。公的研究機関(IPP)との連携を強みに、要素技術の実証装置を段階的に進める方針だ。

論点

ステラレータはトカマクより開発で出遅れていたが、最適化とHTSで一気に追う構図。コイル製造の歩留まりとコストが、商用化スピードの鍵になる。

出典: 同社発表、Max Planck IPP、報道をもとに編集部作成。数値は概況で最新と異なる場合があります。

→ 企業ページ(Proxima Fusion)を見る
X f