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企業解説 2026/05/12
General Fusion 徹底解説
トカマクでも純粋なレーザーでもない『第3の道』。ピストンで圧縮する磁化標的核融合に四半世紀挑むカナダの老舗。
磁化標的核融合(MTF)
2002年設立のGeneral Fusion(カナダ)は、磁化標的核融合(MTF)という独自方式を追う。回転する液体金属の渦の中に磁化したプラズマを入れ、多数のピストンで一気に圧縮して核融合を起こす。磁場閉じ込めと慣性圧縮の『いいとこ取り』を狙う中間的なアプローチだ。
液体金属の壁という利点
液体金属がプラズマを包む構造は、中性子から炉壁を守り、熱を回収し、燃料(トリチウム)を増殖する役割を一手に担える可能性がある。固体壁の劣化という核融合最大級の課題を、液体で回避しようという発想だ。実証機LM26で要素技術を検証してきた。
試練と再起
累計約4.69億ドルを調達した一方、2025年には資金繰りの厳しさから人員削減と事業再編を迫られた。長い歴史を持つ独自方式ゆえの難しさと、核融合スタートアップが直面する『資本の壁』を象徴する存在でもある。技術的な独自性をどう事業へ結実させるかが問われている。
出典: General Fusion発表, 報道(2025年の再編含む)をもとに編集部作成。数値は2025年時点の概算。
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