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核融合 用語集
ニュースやレポートに出てくる核融合の基本用語を、できるだけやさしくまとめました。記事を読む際の参照にどうぞ。
- プラズマ
- 原子核と電子がばらばらになった高温の電離ガス。核融合反応はこの状態で起こる。固体・液体・気体に次ぐ『第4の状態』とも。
- トカマク
- ドーナツ型の磁場容器でプラズマを閉じ込める方式。ITERや多くの企業が採用する最有力方式。
- ステラレータ
- ねじれたコイルで磁場を作り、プラズマ電流に頼らず閉じ込める方式。定常運転に向く。
- 慣性閉じ込め (ICF)
- 燃料ペレットをレーザーやパルスで瞬間的に圧縮して核融合を起こす方式。
- FRC(磁場反転配位)
- コンパクトな自己組織化プラズマ配位。Helion や TAE が用いる。
- Zピンチ
- 電流による磁場でプラズマを筒状に圧縮する方式。Zap Energy が代表。
- 高温超電導 (HTS)
- 比較的高い温度で電気抵抗ゼロになる材料。強磁場を小型コイルで実現でき、装置の小型化を可能にした。
- Q値
- 投入エネルギーに対して得られる核融合エネルギーの比。Q>1で『エネルギー収支がプラス』。
- 点火 (ignition)
- 外部加熱なしに核融合反応が自己持続する状態。2022年に米NIFが達成。
- D-T反応
- 重水素(D)と三重水素(T)の核融合。最も実現しやすく、多くの炉が想定する。中性子を放出する。
- p-¹¹B(陽子-ホウ素)
- 中性子をほとんど出さない『先進燃料』。装置の放射化を抑えられるが、必要温度が非常に高い。TAEやBlue Laserが追求。
- ブランケット
- 炉心を囲み、中性子のエネルギーを熱として回収し、燃料の三重水素を増殖する部材。
- ディスラプション
- トカマクでプラズマが突然崩壊する現象。装置への負荷が大きく、制御が課題。
- PPA(電力購入契約)
- 発電事業者と需要家が結ぶ売電契約。HelionとMicrosoftの契約が有名。商用化の現実味を示す指標。
出典: ITER, IAEA, Fusion Industry Association ほかをもとに編集部作成。
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