企業解説
企業解説 2026/06/22
Blue Laser Fusion 徹底解説——中村修二氏が挑むレーザーp-¹¹B
Blue Laser Fusion(BLF)は、青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏が関わる、日米にまたがる核融合スタートアップ。中性子をほぼ出さない先進燃料水素ホウ素(p-¹¹B)×レーザーという、野心的な路線を掲げる。
狙い——“クリーンな”先進燃料
主流のD-T反応は大量の中性子を出し、装置を放射化させる。p-¹¹Bは中性子をほとんど出さず、放射性のトリチウムも不要——理論上は“クリーン”だ。ただし反応に必要な温度はD-Tよりはるかに高く、技術的ハードルは大きい。BLFは独自の高出力レーザーでこれを狙う。
資金・体制
ソフトバンクや伊藤忠商事などからの調達が報じられ、創業以来数千万ドル規模を集めてきた。レーザー技術は医療・通信・素材加工など核融合以外への応用も見込まれる。2030年代の商用化を標榜する。
論点
p-¹¹Bは“夢の燃料”だが、点火条件の厳しさから実現性に懐疑的な専門家も多い。高出力・高効率レーザーをどう量産するかが最大の関門だ。
出典: 同社発表、報道をもとに編集部作成。数値は概況で最新と異なる場合があります。
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