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企業解説

企業解説 2026/06/22

Helical Fusion 徹底解説——核融合研の知見で挑むヘリカル炉

Helical Fusion(ヘリカルフュージョン)は、核融合科学研究所(NIFS)の大型ヘリカル装置(LHD)で培われた知見を基に、商用ヘリカル炉の実現を目指す日本のスタートアップだ。

技術——“止まらない”ヘリカル型

ヘリカル(ステラレータの一種)は、外部コイルだけで磁場を作るため、プラズマに電流を流す必要がない。これにより定常運転(連続運転)に向くのが最大の強み。発電所は止まらず動き続けることが重要なので、商用化で大きな利点になる。

戦略——日本の独自路線

世界の主流がトカマクやレーザーに集まるなか、Helical Fusionは日本が世界最先端を持つヘリカルに賭ける。超伝導コイルや液体金属ブランケットなど、要素技術の実証を積み上げる方針だ。シリーズで数十億円規模を調達している。

論点

ヘリカルは定常性で有利な一方、複雑な3次元コイルの製造が難所。HTS線材や精密加工など供給網の確保が、商用化スピードを左右する。

出典: 同社発表、NIFS、報道をもとに編集部作成。数値は概況で最新と異なる場合があります。

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