企業解説
企業解説 2026/06/22
LINEAイノベーション 徹底解説——筑波大発、FRC×ミラーの先進燃料炉
LINEAイノベーションは、筑波大学のミラー型プラズマ研究(GAMMA 10/PDX)を基盤に、FRCとタンデムミラーを組み合わせた独自方式で、中性子をほぼ出さない先進燃料核融合を目指す日本のスタートアップだ。
技術——2つの方式の“いいとこ取り”
FRC(磁化標的)とタンデムミラーは、ともに高いプラズマ閉じ込め効率が見込める方式。両者を相補的に融合させることで、D-³Heやp-¹¹Bといった中性子の少ない先進燃料の実現を狙う。筑波大は90年代に1億度級のプラズマ閉じ込めを実証した実績を持つ。
資金・戦略
2025年のシリーズAで約17.5億円を調達。数年以内のp-¹¹B核融合反応の実証に向け、研究開発を加速する方針だ。先進燃料は宇宙推進など関連技術への波及も期待される。
論点
先進燃料は中性子が少なくクリーンな反面、点火条件が厳しい。ミラー/FRC系で必要な性能をどこまで引き上げられるかが焦点だ。
出典: 同社発表、筑波大、報道をもとに編集部作成。数値は概況で最新と異なる場合があります。
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